☆音のーと♪2☆

子供の転院 〜 2000.10.27 生後 4日

 音が生まれて4日目
私はそろそろ、動けるようになってきたし、胸もちょっとはってきたので
午後ぐらいから、授乳室の方へ行こうかなと思っていた矢先、先生がやってきた
なんだろうと思ったら、赤ちゃんの様子が少しおかしいので、小児病院の先生を呼んだとの事
なにっ?どういうこと?ってドキドキする
急いでがたさんに電話!飛んでくるとの事
そうしている内に小児病院から先生到着
がたさんも到着!、間に合って良かった
あっという間に、小さなカゴみたいのに乗せられて、赤ちゃんは行ってしまった
後から聞いた話によると、その場で見てもしょうがないし、たまたまベッドが空いていたので
病院の方へ連れてきた方がいいと言う判断だったらしい
産婦人科の先生がその時言ったのは、
「元気が無い、手足の体温が低い、首の緊張が弱い、目が白く見える」
こんなことだったと思う(なんだか、いっぱい言われて、良くわからなかった・・・)
確かに、生まれてからほとんど、泣いた声を聞いたことが無かった
目の方は開いてるのさえまれで、私は見たことが無かった、手足も冷たかった
どうなっちゃうんだろうと言う不安で、押しつぶされそうだった
がたさんにそばにいて欲しかったが、小児病院で、赤ちゃんの状態などを聞かなくてはいけないし
そんな、一人で話を聞いてるがたさんのことも心配だった
入院などの手続きを終えて、がたさんが戻ってくるのをひたすら待った
この時間の長かった事!
がたさんが戻ってきて、話を聞いた
この時点では、まだすべて検査の途中でまだ何もわからなかった
しかし、CTに影が写ったので、脳に何かあるかもしれないと言われた
あと、目の事は眼科の先生に見てもらわないと、わからないと言われる
その日から、がたさんは私の病院と小児病院と二つの病院に通うことに
私は母乳が出てくるようになったので、病室で搾乳の毎日だった
幸いなことに、赤ちゃんは命には別状が無いということはわかった
入院した次の日からは、保育器からでて、普通のコットに
鼻チューブも取れて、付いてるのは心電図のコードと体温計のコードだけ
ミルクも普通に哺乳瓶で飲み、飲みも悪くないとの事
しかし、目の方は眼科の先生の診断の結果
両目とも先天性白内障と診断された