手術 〜 ２０００．１１．３０ 生後 １ヶ月
１１月３０日(木) 音の手術の日
いつもと違い、午前中から病院に行く
手術前に少し会う、もう、点滴をされていて手術服を着ていた
しかし、赤ちゃんだから服が大きすぎ・・・
それと、瞳孔を開かせる、目薬をしているので、
目の奥が良く見えた
ほんとに白い、これだけはっきり見たのは初めてだ
あー、これでは取らなくては見えないだろうなぁと思った
しかし、これで音は一生、水晶体が無くなっちゃうんだと思うと少し悲しい
説明では、手術時間は３０分ぐらい、あとは全身麻酔なので前後３０分ぐらい
合計で１時間ぐらいのあっという間の手術である
手術室の前まで、看護婦さんといっしょに行く
音はコットにのったままだ
大きい総合病院なので、手術する人が手術室の前で列を作って待っている
やっぱり、手術室に入っていく姿を見たときは、悲しい気分になった
手術中は産科・小児科の待合室で待つ
他の人は出産を待つ家族ばかりだ、また少し悲しい気分になった
１１時前に手術は無事終了
看護婦さんが呼びに来てくれて、いっしょに迎えに行く
手術室から出てきた音は、目の所にガーゼをされてるだけ
えっ、こんなものって感じだ
明日ぐらいまでは、このままガーゼをしたままらしい
昨夜からミルクもおあずけ、点滴である
小さな手の甲から、点滴をされているのが、痛々しい
それと、目がさめてからは、目を触らないように、手かせをされていた
手術から２日後、ガーゼが取れていた
目が赤くなってるのはしょうがないですよ、と言われていたが、思ったよりは赤くなかった
ミルクも元気に飲んでいる
ほんとに目以外は元気な子である
術後は良好みたいだ退院、そしてメガネ 〜 ２０００．１２．８ 生後 １ヶ月半
１２月６日 いつものように、面会に行ったら、看護婦さんが先生と面談がありますって
なにっ？何の話？まさか、脳に何か？
って思っていたら、小児科の先生が金曜日に退院になりますって
はっ？金曜日って今週の？８日？そんな、急に？
なんでも、眼科の先生が術後の経過を見て、術後一週間で退院していいって言ったそうで
術後の経過もいいし、その日に退院になるでしょうって
最初の話だと、術後１ヵ月ぐらいと聞いていたので、びっくり！
メガネはまだ出来てないのに、大丈夫なの？と思う
どうも、小児科ではすること無いし、なるべく元気な人には退院してもらいたいみたいだった
で、急に退院する事になった
８日(金)退院
乳児なので、乳児医療証がある、１ヶ月も入院して手術までしても
なんと、５０００円でおつりが来た
目薬(なんと３種類も)をもらって、来週の眼科外来の事を聞いて退院
心配していた、帰りの道のりもずーっと寝ていてくれたので、助かった
さて、私に育てられる事が出来るのでしょうか？！
家には看護婦さんはいないからなぁ・・・
そうそう、看護婦さんにモテモテだった音は、
看護婦さんに寂しそうに、｢退院しちゃうんだ・・・｣って言われちゃいました(笑)
１５日 はじめての眼科外来
はじめての外来だったが、本人はそんなにぐずらなかった
術後の経過は順調
感染症などにもかかっていない
まだ、メガネが出来上がってなかったので、また来週来る事に
１９日 メガネが出来る
１９日に朝病院から電話、メガネが出来たとの事
午後さっそく取りにいく
話には聞いていたが、すっごいレンズ
普通のメガネと違って、はっきりした凸レンズだ
もりあがっている
しかし、フレームは透明でかっこいいと思った
後ろはゴム、横はやわらかい素材だ
《 メガネの写真は 音Ｐｒｏｆｉｌｅ のページにあります》
これを、昼夜問わず装着だ
眼科の先生は、赤ちゃんだから夜もいつ起きるかわからないので、つけておいた方がいいとの事
大丈夫なのかな、と少し不安になった
しかし、これで音のピントがあえば、音の目が見えるようになるのだ
はやく、見えてくればいいなと思うお宮参り 〜 ２０００．１２．２４ 生後 ２ヶ月
１２月２４日 音がちょうど生後２ヶ月になった
普通は生後３０日でお宮参りに行くようだが、音は病院に入院中だったので、まだ行ってなかった
私は、そういう事をあまり気にしないのだが、音は病気もしたので、周りの方が気にしていたようだ
なので、世間ではクリスマスイブだったが、ちょうど生後２ヶ月だったので、お宮参りに出かけた
私たちが、毎年初詣行っている神社に出かける事にした
私たち夫婦と音、あとは旦那の父母の５人で出かける事になった
お宮参りで音にかける着物は、なんとがたさんがお宮参りに行った時に使ったものだ
なんだか、こういう風に受け継げるものっていいなと思う
祈祷をしてもらう時、他にも何組かの親子と一緒になった
やはり、他の子と１ヵ月違うと、音は大きく見えた
メガネをかけてる子はいなかった(当たり前だって？！)
その日の帰りの車の中での、私とがたさんの会話
隣にいたほかの子どもを見て、その子は多分ピンクの服を着てたので、女の子だと思うのだが
顔に、赤いあざがあったのだ（たぶん、イチゴ状血管腫だったと思う）
その事について、私が親はきっと心配だろうねって言ったら
がたさんが、向こうは、あの赤ちゃん、メガネかけてるよ、心配だろうねって言ってるかもよって(笑)
それもそうだね〜(笑)って二人で笑いました
確かに、どこの親でも大なり小なり子どもについての心配事はあるものですよね
きっと、健康な子どもだったら、容姿なり頭の良さなりが気になるかもしれないしね
ほんのちょっとの病気でも、親にとっては大変な心配事になるかもしれない
そんな事を思いました
親の気持ちってこういう物なのかなぁ〜ってちょっと実感しましたその後の話 〜 ２００１．１以降
その後の音ちゃん・・・
目の方はいたって、順調です
しかし、その後（2001年4月頃）発達の遅れがあると言われました
これは、目との関係は不明です（たぶん、なし）
そして、6月からは発達の方の訓練に通っております
今の所、ゆっくりではありますが成長はしております
なので、そのうち他の子達に追いつくのではないかと言われてます
音の発達訓練の様子、眼科検診の様子などは現在、音にっきに書いております
ちなみに、この音のーと♪は2001年6月に作成をはじめました
8月から音にっきも書き始めました
なので私のまとめた文章は一応ここまでにしておきます
その後の音の様子は音にっきの過去ログを見てくださいね
さらに近況は「ひとりごと・・・いろいろ」に書いてますので、そちらもよろしく♪
その他、何か聞きたい事があれば、掲示板、メールなどでお気軽にどうぞ
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